函館トピックス - 函館に地域通貨初登場、『つながりバザール』
10日、金森赤レンガ倉庫の金森ホールとBAYはこだてを会場に『つながりバザール』が開催されました。
情報デザインの観点からまちづくり活動を行う団体「npo-kobo」の主催。
イベント内のプログラムは非常に多彩で、「何をするのかよくわからない」との声も。
私キトラは、様々な活動が一ヶ所に集まることが新たなつながりを生み出すという程度の
意味合いなのだろうと理解しました。

屋内会場である金森ホールでは、各ブースごとに様々な出来事が起こっていました。


最もにぎわっていたのは、レゴブロックで函館のまちを作ろうというプロジェクト。

今の函館を表すものから未来の函館に期待するものまで、子どもたちの創作力と想像力が炸裂。
開港150年にふさわしく、黒船を作った来場者も。
今回は「つながりバザール」ということで、作っただけで終わりではありません。

未来大生が待つコーナーに作品を持って行き、少しずつ作品を動かしていくと、
なんとコマ撮りで即席のアニメが作れてしまうのです!
自分のレゴで自分だけのアニメが作れるなんて、子どもにとってはすごい体験ですよね!
アニメ作品はどれも非常に出来が良いものでした。
こうしてお子さまたちがブロックと格闘しているすぐ隣で、科学のお話が始まりました。

これは、「イカ」をテーマにしたサイエンスライブ。
3人の専門家が異なる角度からイカについて語るユニークなプログラムです。

またまたその隣では、絵を描くお子さまたちがいます。
このお絵かきは遊びではなく、この日一日のプログラムを絵で振り返る「スケッチリポーター」
という取り組み。
描くのは、講談社フェーマススクールズこども美術学園はこだて教室の子どもたち。

屋内会場と屋外会場を結んだベロタクシーや、

サイエンスライブでの話の内容を表現したものなど様々。

この後、ライブステージやこの日のプログラムを振り返るトークライブなどが夜まで行われました。
このイベントで特徴的だったのは、函館のイベントとして恐らく初めて地域通貨を導入したこと。

ブロックを作ったり絵を描いたりとこの日のプログラムに参加した人にはお礼に支払われたほか、
寄付をした人に渡され、会場での飲み物の購入とベロタクシーの乗車に使用することができました。
npo-koboの渡辺保史代表に今後の展開についてお聞きしたところ、
「ボランティアやNPOの活動に参加した際などに主催者からお礼として発行してもらうことを考えている」
とのこと。協力してくれるお店で支払いの一部に使用できるようになるそうです。
実際に東京である程度成功している「アースデイ・マネー」を手本にしており、
人と人とのつながりが目に見える形で現れるシステムとして期待されているとのこと。
「地域通貨」という呼称やシステムには疑問を持つ方も少なくないと思いますが、
ある条件を満たした人に発行される割引クーポンだと考えたほうが納得がいくと思います。
この日の「つながりバザール」は実験的な部分も少なくなく、
必ずしもその意図が多くの人に伝わったとは言えないかもしれませんが、
函館の持つ人的財産を活用して行えることの一例を教えてくれた点で興味深いものでした。
今回のイベントで使用された地域通貨「ペリー」は、イベント後も使用できます。
詳しくはnpo-koboブログの記事をご覧ください。
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