DB150内、国際フィッシャーマンズマーケットで北海道大学大学院水産科学研究科が「マリンサイエンス北大」と題してブース展示をしています。
8月8日(土)~12日(水)の前半は、「水環境を守るマリンサイエンス」。
埋め立て工事が盛んに行われていますが、空港等を作るときの埋め立て工事の時出る泥水も海洋環境へ 大きな影響を及ぼします。今まではアルミや化学合成物質を使った凝集剤を使って泥水の泥を集め、上澄みを海へ、泥を陸に戻していました。しかし、泥の中に は化学物質が残って環境に悪影響を及ぼす恐れがあり、数年後には使用を禁止する国も出てくるとか。そこで、北海道大学水産学部が大豆タンパクを使って環境 に悪影響を及ぼさない「生分解性凝集剤」を開発し特許を取りました。この製品は、実用化されつつあり、浄水処理施設で使われ始めています。
会場では、実際に泥水を浄化する体験ができます。関秀司教授のデモンストレーションが大人気で、子供たちの列ができていました。
生分解性海洋センサーについても展示がありました。海洋環境を調べるために様々な調査をしますが、その調査が海洋環境を悪化させてはいけません。深海の水 温や塩分を調べるために、投げ込み型の水温計をしばしば使います。水温計には細い電線が付いていて、深海の水温を船に知らせますが、その水温計は回収され ず、分解もされずに長い間海底に残ってしまっていました。そこで、新たに、ホタテの殻やタンパク質を使って、海底で分解されやすい投げ込み型水温計を開発 しました。これについても、パネルと部材の展示が有りました。
なお、13日(木)~16日(日)の後半は、「海の生き物たちの行動の不思議を探る」と題して、海洋研究の最前線を紹介します。
















最近のコメント