開港150周年を祝ったDB150では、マリンスポーツ以外にも意外な船の活躍が目だった。
ひとつは、わざわざ青森から回航され、期間中緑の島に係留、一般見学を実施した復元「北前船」みちのく丸。
江戸時代に函館や松前などから青森、秋田、遠くは関西方面まで物資の輸送にあたった北前船の忠実な復刻版が、今回はじめて津軽海峡を渡ってきた。珍しい船内設備は大きな反響を呼び、常時見学客が待ち行列をつくる盛況。公式発表では8,000人を超える見学客でにぎわったという。
二つ目はベイエリアから緑の島を往復したシャトル船(船名は ちどり丸)
共同通船が無償提供した客定員12人の小型船は朝10時から17時までほとんどフル操業で、のべ6,000人以上を運んだ(推計)という。一時は2時間待ちも出るという人気。港内の小型船での往来がすっかり廃れた昨今、珍しい乗り物としてあらためて人気を博した。
港をめぐるイベントだけに、普段経験することの少ないこうした船舶の見学や乗船体験は貴重であるし、特に子供達には大きな感動を与えたのではなかろうか。
たまたま緑の島周辺には、この期間西埠頭に係留中のナッチャンReraが間近に見えていたし、摩周丸も意外な近さにあった。陸上展示施設として函館で建造されたもっとも古い様式帆船「箱館丸」も見えており、みちのく丸、ちどり丸、そして沖合いを時折通り過ぎる、港内遊覧船の「ブルームーン」も含め、さながら船の博覧会の様相を呈した。
惜しむらくは、こうした「船の博覧会」を実際に見て回るような企画がまったくなかったことだ。残念。
(写真、上からナッチャンRera,箱館丸、摩周丸) 一部写真提供 ハコダテ150スタッフの Fさん













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